門仲天井ホールは、1989年10月の開設されました。全日本建設交運一般労働組合(以下「建交労」)東京都本部と同東部支部が入る東京建設自労会館最上階の8階にあります。ホールの所有・運営主体は建交労となっています。
この東京建設自労会館ビルの建設を話し合う過程で、建交労の大会議室を、組合員が文化の夢を育て、かつ地域との接点も作れる多目的ホールとすることで設計が決まり、何の飾り気もないコンクリートむき出しの空間として会議室が完成しました。ただの会議室ではありますが、立派に音楽会や演劇ができるホールとして使えるように素朴な手作りの工夫がされてます。開設以来、ホールの運営は支配人の黒崎八重子氏が担当しています。
開設から21年目を迎えた2011年4月、ホールの所有・運営主体である建交労から、支配人の黒崎氏に対して、2012年3月31日をもって門仲天井ホールの営業を終了する意向(後日、営業終了の予定は2012年9月末日に変更)が非公式に伝えられました。その大きな要因としては、財政問題など、いくつかの問題点が挙げられました。そして、支配人である黒崎氏自身がホールの存続を誰よりも強く要望しているものの、建交労の組織の一員として微妙な立場に立たされることになりました。
ひとまず黒崎氏は、長年に渡って門仲天井ホールを利用してきた団体や個人に建交労側の事情を説明し、2012年4月以降のホールの利用については当面、受け付けることができない旨を伝えました。その説明を受けた門仲天井ホールの利用者から、ホールの存続のためにできることを有志が集まって考えようという機運が高まり、門仲天井ホールの利用者有志による「門仲天井ホールの今後を考える会」(以下「考える会」)を設置した次第です。
具体的に4月以降の考える会の行動は、以下の通りです。
○4月 9日 考える会 第1回ミーティング
○4月15日 考える会から建交労組合委員長に協議の機会を書面にて提案
○5月10日 建交労組合四役との第1回懇談(考える会への経緯と事情の説明)
○6月 9日 考える会 第2回ミーティング
○6月15日 考える会から建交労組合委員長に運営面の提案
○6月30日 建交労組合四役との第2回懇談(営業終了と存続の論議の平行線)
○7月11日 考える会 第3回ミーティング
○7月13日 考える会から建交労組合委員長に改めて存続の要望
○7月16日 建交労執行委員会から黒崎氏に対して改めて営業終了の意向
○8月 1日 考える会 第4回ミーティング
○8月 6日 建交労執行委員会にて利用受付を2012年9月末日まで延長
○8月23日 考える会 第5回ミーティング
○9月 4日 建交労組合定期大会にてホールの営業終了に関する議案(予定)
以上です。当初は2012年3月末日で営業終了との建交労の意向でしたが、考える会の働きかけによって、ひとまず2012年9月末日までの利用は受け付けるとの修正がありました。しかしながら、来る9月4日、建交労組合定期大会でホールの営業終了に関する議案が予定されており、そこでの論議が門仲天井ホールの存続を大きく左右する可能性があります。