富田和明 (和太鼓奏者)

私が門仲天井ホールを初めて使わせて頂いたのは、15年前の1997年12月のこと。私と佐藤健作、二人の太鼓打ちによる公演でした。この空間に広がる宇宙、また、人と人とに囲まれて過ごす人間味溢れるその時間に、魅せられました。それから毎年、年2回から3回、使わせて頂いています。
ここから佐藤健作との「和太鼓 体感音頭」シリーズ、熊谷修宏との「和太鼓 新紀撃」シリーズ、 齊藤栄一との「和太鼓トーク齊富」シリーズが誕生し、現在は、4年目に入った「夏打冬打」シリーズを開催しています。ここでしかできない太鼓公演をこれからも目指し、お客様と楽しい時間を共有したいと思っています。
今回は、私一人での演奏となりますが、内容については、当日のお楽しみとさせて頂きます。


プロフィール
 1957年淡路島生まれ。横浜放送映画専門学院(現・日本映画大学)在学中に初めて和楽器と出会う。役者の道を目指しつつも1977年、和太鼓公演に感銘を受け、「佐渡國鬼太鼓座」入座、その後「鼓童」旗揚げに参加。89年夏に退座。佐渡を離れ、4年間の中国留学に。帰国後、 再び太鼓の世界に復帰。1995年、自らの太鼓活動組織「打組」(うちぐみ)を結成、同年「東京打撃団」旗揚げに参加。2002年退団。ローマ法王ヨハネ・パウロ2世来日記念式典、サッカーW杯フランス大会閉会式など、これまでに世界31ヶ国以上、1800回以上の舞台に出演。完全一人太鼓舞台『鶏音鼓』、熊谷修宏との『和太鼓★新紀撃』、齊藤栄一との『和太鼓トーク齊富』など、新しい太鼓世界の創造を目指してきた。故郷淡路島では毎年元旦に「新春奉納大太鼓祭」を実施、本年6月に「淡路太鼓一座」を旗揚げする。現在、個人での演奏活動の他、和太鼓ワークショップ『太鼓アイランド』を主宰。2012年10月、太鼓芸能生活35周年を迎える。